学校案内

校長 帯刀彩子

ごあいさつ

和光学園は、1933年、自由な環境の中で個性重視の教育を求める親たちが、校舎を建て、教師を集めて、世田谷区経堂の地に「和光学園小学校」として創立しました。戦後、中学、高校、幼稚園、大学、鶴川、幼稚園、鶴川小学校ができ、今では世田谷キャンパスと鶴川キャンパスにまたがる総合学園となりました。

子どもたちがいきいきと学び、仲間とつながりながら生活し、「明日も学校あるといいな」と思えるように、次のような学校づくりを進めています。

❶子どもたちを何よりも大事にした学校づくりを進めます。

❷子どもたちの関心や学びのテンポを大事にする手作りの教育の中で、学ぶ楽しさとよろこびを広げ、人と人、考えと考えがつながり、学びが広がり深まる教育を進めます。

❸ダイナミックな体験活動や行事を、よりいっそう充実させていきます。

❹和光の幼稚園から大学までの一貫した教育の中で、平和・人権を大事にし、自立して生きる確かな力が身につく教育を進めます。

❺父母とともに子育てや教育について語り合いながら、学校づくりを進めます。

ぜひ、和光学園でしかできない体験、学びと生活を親子で楽しんでください。

校園長ブログを不定期更新してます。こちらもぜひお読みください。

自分の”未来”は自分自身で切り拓いていくものです。

自分で考え、自分で選択し、自分で判断すること。

和光小学校の日常は、考える・選択する・判断する、そんな学びと活動に溢れています。

その一つ一つのかけがえのない体験が子どもたちの未来を育てていきます。

学校の歩み

大正デモクラシー時代の新自由教育運動から生まれた和光

和光小学校の創立は1933年。1933年11月10日、成城小学校から分かれて創立されました。大正から昭和にかけての日本では、大正デモクラシーの時代的な背景を受けて、自由で個性を尊重する私立学校が誕生していました。自由な環境の中で個性重視の教育を求める親たちが、校舎を建て、教師を集めて新しい学校を世田谷区経堂の地に創りました。和光小学校の誕生です。当時の募集ポスターには「理想の新学校」の理念が次のように書かれています。

定員が少なくて

個別的に手が届く

健康に恵まれた学園


新しい校舎、新しい校章、新しい校歌

和光が新学園としてスタートする時、創立関係者は皆一様に新しい学校づくりに燃えていました。理想を高く掲げる創設メンバーは、新しく建てる校舎はもちろんのこと、校章は長崎の「平和祈念像」を代表作とし多くの作品を残した彫刻家の北村西望氏、校歌は日本を代表する作曲家・山田耕筰氏、作詞には北原白秋氏と、その道の日本一の人に依頼することにしたのです。

和光という名の由来

「和光」という名は和光小学校初代校長の吉田慶助氏がつけたといわれていますが、その由来には2つの説があります。1つは、吉田校長が建設中の学校に向かう途中の坂で和らいだ光を受けて命名したという説です。もう1つは、吉田校長は老子の研究を深めた人で、老子の言葉にある「和光同塵」からとったという説です。「和光同塵」とは、高見にたって知をひけらかすのではなく、塵の中に交わってその中で光るような知を備えた人間こそ価値があるという教えです。この2つとも、間違いではないだろうといわれています。

戦後の再建と発展

戦後の焼け野原の広がる中、和光小学校は1946年に授業を再開しました。教員3名、児童9名でした。その後、1947年に和光中学校の設置、1950年にコア・カリキュラム連盟(コア連:現日本生活教育連盟)の実験校への指定を経て、再建の道を着実に進め、その規模を拡大してきました。現在では5000名を超える総合学園へと成長しました。

共同教育

和光小学校では、学級にハンディキャップを持つ児童を受け入れています。これを「共同教育」と呼んでいます。

健常児とハンディキャップを持った子がともに生活することは、お互いが人として理解を深め、人間的な発達を保障することになると考えています。

「学級集団への適応、学習への参加など共有部分を有する」といういくつかの条件のもとでの受け入れになりますが、共に生活しながら、健常の子どももハンディキャップをもつ子どももお互いを理解しながらお互いの弱さを支え合い、ときに要求し合いながら成長していくことはとても大切なことと考えています。

 *健常児にもハンディキャップを持つ児童にも、ともに意味ある教育にするために、共同教育としての受け入れには以下の原則があります。

共同教育の対象となる場合の考え方

玄関

学校の入口はオートロック機能付きの自動ドアになっています。安全対策のため保護者の方には入り口での暗証番号入力と保護者プレートの着用をお願いしています。事務職員のいない時間帯は警備員が常駐します。

低学年棟 教室

木のぬくもりをたっぷりと感じられる教室。黒板ではなくホワイトボードを設置しています。電子黒板、冷暖房完備。低学年棟のトイレはすべて洋式の個室です。

中高学年棟 教室

中高学年棟は廊下と教室の壁をなくして開放的な作りにしています。もちろん電子黒板対応プロジェクターや冷暖房を完備です。

グラウンド

大きないちょうの木と歴史ある桜の木がシンボルです。長い間、和光小学校の子どもたちを見守っていてくれています。

体育館

冷暖房完備の体育館。夏は涼しく、冬は暖かく、たくさん遊ぶことができます。

プール

体育館棟の屋上にある25mプール。天気の良い日は東京タワーやスカイツリーも見ることができます。

子どもの森

木や砦、芝生のある自由なスペースです。生き物を探したり木登りしたり、それぞれが遊び方を見つけて過ごしています。

図書室

木の温もりを大切にしたみんなの憩いの場。好きな本を寝転んで読みふけってもよし、友達とカルタを楽しんでもよし、一人で何もせずボーっとするのもよし。たくさんの物語、知的好奇心をくすぐる図鑑など2万冊の本が子どもたちの世界を伸びやかに広げていきます。なお図書室には専任の図書館司書が配置されています。

理科室

子どもたちが使用できる実験道具がたくさん準備されており、使用頻度の多い理科室です。いろいろな疑問を確かめるため、個人や有志で休み時間や放課後に理科室へやってくる子たちもいます。

技術室

こだわりの手工具から大型の電動工具まで揃っています。休み時間には、子どもたちが様々な材料を自由に使って思い思いの制作を楽しんでいます。

音楽室

木のぬくもり、高い天井、気もちよく歌うことのできる空間です。ピアノだけでなく様々なリコーダーや楽器が置いてあります。篠笛や三線がたくさんあることも和光小学校の音楽室の特徴です。

美術室

低学年棟の3階には美術室があります。「あ!その色いいね!何を混ぜたの?」とお互いの絵を見ながらコミュニケーション豊かに作品を仕上げていきます。

手仕事の部屋

工作や手芸などの活動で使われます。休み時間には子どもたちの様々な会議で利用されます。

草屋根屋上

中高学年棟の3階には雑草の生い茂る草屋根屋上があります。虫を探したり寝転がったり裸足でかけたり、思い思いの過ごし方をします。

調理室

6班が同時に調理活動できるように、シンク・コンロ・オーブン・作業テーブルが6つずつ設置してあります。2年生の生活べんきょうではパンを作り、5年生の総合学習「食」ではうどんや団子、羊羹や最中など子どもたちが選んだ研究テーマを何度も調理します。裏ごし器やミキサーなどの調理器具も必要に応じて活用しています。異文化国際理解の取り組みの中で、アイヌ料理や韓国料理を作ることもあります。

でん

1年生の教室の横には小さなアスレチック「でん」があります。入学したてのころは上に上がれなかったり、上がったけど怖くて降りられず泣き出す1年生。夏休み前にはすいすいと上り下りするようになります。

通学

通学地区

・在校生の77%が世田谷区から通学しています。

・23区の世田谷区以外から通学している子どもが14%おり、次の区から通学しています。
渋谷区、目黒区、港区、杉並区、大田区、北区、足立区、板橋区、品川区、新宿区、中央区、中野区

・狛江市や調布市など23区外から通学している子どもが6%います。

・神奈川県や千葉県など近隣の県から通学してくる子どももいます。

通学方法

・39%の子どもは近隣から徒歩で通学しています。

・33%の子どもは小田急線を利用し、経堂駅から徒歩で通学しています。

・28%の子どもは渋谷方面などからバスで通学しています。

親和会

和光小学校の親和会

和光小学校は、創立以来一貫して保護者と教員との協力関係を大事にしています。そのために重要な役割を果たしているのが親和会です。公立学校の「PTA」にあたります。和光小学校の親和会は、子どもを真ん中において、教師と保護者が三位一体となり、一つの考えにとらわれず、さまざまな角度から考え、話し合い、理解や信頼を深め、お互いが学びあう大事な場となっています。学級親和会、教育懇話会、公費助成運動にともなう学習会など、数多い学習の機会も設けられています。

親和会の活動

学級親和会

学級親和会は各学級単位の担任教師と父母の集まりで、親和会活動の基礎となる大切な場です。各学級ごとに毎月回開かれます。担任からは学校生活や学習の様子が、保護者からは家庭での子どもたちの様子が紹介されます。子どものつまずき、保護者や教師の悩みや疑問なども率直に出し合います。「のびのびと子どもを育てたい」「個性豊かに育てたい」「本物の学習・体験を子どもに味あわせたい」といった親の願いもあわせ、子どもたちの生活をどう豊かにしていくか、みんなで話し合います。また、クラスの親睦を図るために、お楽しみ会を開くこともあります。

親和会の体制

各クラスから6名の学級委員(クラス担当 / 委員会 2名、広報部 2名、私学部 2名)と、数名の実行委員を選出し、学校の保護者の代表として1年間、活動をしていきます。

・学級担当(委員会担当)

学級から1~2名選出されます。保護者と担任教師を繋ぎながら、学級全体の調整役となります。委員会担当は、定例委員会に出席します。

・委員会

各学級の委員で構成され、月に一回、定例委員会を運営します。会長、副会長、会計、書記などの係りを分担し、学校内外の団体と関わったり、保護者がより学べるよう、また、子どもたちにとっての学校生活が豊かになるよう、サポートしていきます。

・広報部

親和会の広報誌の発行にあたります。広報誌は、単なる情報の交換にとどまらず、会員相互が和光教育を理解し、考え合うための共通の広場です。

・私学部(私学教育を守る部)

私学部は、私学の独自性を守り、さらに発展させていくために、私学助成運動に取り組んでいきます。私学助成運動は、私立学校の教育条件の維持および向上、児童生徒・学生らの経済的負担の軽減、私立学校の経営の健全化を図る目的をもっています。

・教育懇話会実行委員

和光小学校では、教師と保護者が一緒になって、教育研究集会を開いています。はじまりは、1962年までさかのぼりますが、学級を越えてさまざまな教育問題が話し合われてきました。それが教育懇話会です。通称「教懇」と呼んでいます。各学級から1名ずつ選ばれた実行委員が、担当の教師とともに、企画や運営にあたっていきます。その時々の状況によって懇談するテーマを考えています。近年では「性教育」「インターネットやSNSと子ども」などがテーマになりました。

・行事の実行委員

春の運動会、秋のいちょうまつりという学校行事にお手伝いとして参加します。

・サークル活動

陶芸サークル、生け花サークル、子どもの本を読む会などが活動を行っています(親和会より補助費あり)。

CALENDAR

基本情報

学校名

学校法人和光学園 和光小学校

所在地

〒156-0053 東京都世田谷区桜2-18-18

連絡先

TEL:03-3420-4353      FAX:03-3420-4354
(時間:8時30分〜16時00分)

メール:wakosyo@wako.ed.jp

設立

昭和8年(1933年)

教職員数

校園長1名(和光幼稚園と兼任)、副校長1名、教務主任1名、学級担任12名、専科教諭4名、養護教諭1名、講師4名、カウンセラー1名、事務職員7名、支援員1名

学級定員

6学年 36人×2クラス

主な施設

教室、理科室、体育館、保健室、調理室、美術室、技術室、音楽室、親和会室、図書室、グラウンド、プール、手仕事の部屋、多目的和室、会議室、草屋根屋上